【福島旅行③】再び帰還困難区域
いわき市で一夜を過ごしたあっきゆっき。
福島市に戻ります。
再び帰還困難区域へ
当初は郡山市、二本松市と通って福島市に向かうつもりでいましたが、もう一度帰還困難区域を通って行くことにしました。
ただし昨日は国道6号線をひた走ったのですが、帰還困難区域の中でも通行可能な他の道を通ろうと思い、色々調べたところ、いわき市から北に延びる県道35号線で富岡町あたりまで行き、つい2ヶ月ほど前に開通したらしい大熊インターチェンジあたりから県道252号線に入ると大野駅のすぐ横を通って国道6号線に出られるというルートを発見。
2019年3月31日に開通したばかりのルートなので、本当につい最近まで全く通れなかった道。
35号線はきわめてのどかな田舎の道で、道幅もそこそこ広く、交通量もかなり少ないので、令和元年免許のゆっきが運転。
相変わらず中央分離帯に寄りたがるので、大きいトラックが対向車線から来ると少しドキドキします。
途中で「アンモナイトセンター」という、化石発掘体験ができる楽しげなセンターの付近を通りましたが、今日は化石な気分ではなかったのでスルー。
しばらく行くと、また昨日と同じ看板が現れ始めました。
そこらじゅうバリケードが張られ、簡単に通ることはできません。
↑写真は県道35号線から国道288号線に入る所の山神ゲート。
この辺りはまだ通行可能になったことを知っている人もそれほど多くないのでしょう。
一般車はほとんど走っておらず、走っているのは大きなトラックばっかり。その中を走るちっこいワゴンR。なんだかドキドキします。
県道35号線から252号線へ。
まだ通れるようになったばかりのせいか、カーナビの情報もアップデートされておらず、しきりにナビがルートを変えさせようとしてきて、うるさい。
大野駅付近はいまだに周辺全域が帰還困難区域のため、街に人気は全くありません。
とはいえ、除染作業関連の車や人は結構いっぱいいて、ゴーストタウン感はそれほどかんじません。
再び国道6号線に。
今日は心なしか放射線量が多い?
昨日は0.8だった気がするが、今日は2超えてますよ。
浪江町で昼飯
再び浪江町へ。
昨日も立ち寄った浪江町役場の横のマルシェで休憩。
役場の裏にあった焼肉バルでランチ。
豚ロースのバター醤油焼き。
なんか久し振りに白飯を食った。
食後、徒歩で浪江町役場の周辺を歩いて散策。
やっぱりほとんどの家々が避難したまま帰って来ることをあきらめてしまったため、廃墟となっており、のびた雑草に囲まれながら解体待ちの状態。
まだ建ててからそれほどたってないような新しい家なんかもあるのに、まさか放射能で住めなくなってしまうなんて誰が想像し得ただろうか。さぞやりきれないことだろうと思いました。
脇汗ゆっき
浪江町から南相馬市、相馬市と行き、霊山伊達を通って福島市へ。
道中、かなりの距離をゆっきが運転。
緊張のために脇汗がすごいことに。
福島市に着き、車を返し、ホテルで2時間ほどスヤリ。
自家製麺うろた
その後、人気らしいラーメン屋『自家製麺うろた』へ。
ゆっきは5種の貝出汁そばを食べたかったようですが、売り切れでがっかり。代案で醤油の純鶏そば。こないだ食べた支那そばやと同じ味だと言っていました。
完熟牡蠣のオイスターソース油そば、おいしかったけどニンニク入れすぎたらもうオイスターの味わからん。ニンニク入れすぎ注意。